いろんな「イイ!」を追い求めて

あまり見かけないクルマで街なかをフラフラと走っていると、交差点にさしかかったり、信号で停止したときに、かなりの確率で「ジーッと」見つめられたり、写真をバシバシ撮られたりします。

そりゃあ悪い気はしません。むしろ気分は上々です。はいw。

挨拶やお礼もすっかり聞かなくなってきた「冷たい都会」でも、高級車でもない旧いイタリア車で買い物に出かける度に、いろいろ話しかけられたり、写真を撮ってもイイですか?と聞かれたり、子供達がキャーキャー叫びながら集まってきたりというのは、とっても新鮮でなかなか楽しいもんです。

知らない人とも会話ができる、そんなキッカケにもなるクルマ。
ピカピカの新車じゃないのに、道行く人を振り返らせるチカラ。

やっぱりデザインや色って、自動車にとって大切な要素だと改めて実感させられます。

クルマの使い方や楽しみ方は、人それぞれ。自由が一番。

その人のイイと思うスタイルがクルマとシンクロして、その楽しそうな感じが周りに振りまけるなら、それはとっても幸せなことだと思いますし、それこそが「素敵」と呼べるスタイルなのかもしれません。

イタリアに長く暮らしているうちに、すっかり情が移ったからだとは思うのですが、彼らはとにかく「良いものはイイ」という基本的な思考に基づいて行動していて、良いものはなんでも手放しで褒め称える文化があります。

新しいものは新鮮でイイ!
旧くても大事にされているものはイイ!
大男がやたら可愛いクルマに乗ってるけど、なんだかその対比がイイ!
ボロボロでもその人と一緒に生きている感じがイイ!
オシャレでキレイな女の子が男臭いクルマをガンガン使ってる感じがイイ!

コレが最高!

というのではなく、いろんな「イイ!」がある。

そんなイタリアの雰囲気をクルマを通じて皆さんにお伝えしたいと思っています。


なので、

フルレストアされたモノ
ただひたすら日常を生きるためのメンテだけで数十年生きてきたモノ
今のセンスでアップデートされたモノ…。etc.

今の時代に合った「イイ!」感じが伝わってくるのモノなら、メーカーも車種も、色も問わず買い付けちゃおうと思います。

おかげさまで、昨年の6月ごろから徐々にスタートしたマブチモータースも、徐々にいろんなイベントにも出られるようになってきました。

以前からお世話になっている東京世田谷のコレツィオーネ様をはじめ、
六本木AXISにある「Le Garage」様でも弊社のクルマをお取り扱い頂くようになりました。

まだまだ他にもお声がけ頂いているので、さらにウチの「ちょっと変わったクルマたち」が皆様のすぐそばでご覧頂ける日が来るかもしれません。

一気にドカーンと進めていきたいところですが、ジワジワと歩んで参りますw。
今後とも皆様の温かいご支援とご指導ご鞭撻で、益々の精進をして参る所存でございます。

よろしくお願い申し上げます!

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