デモカーはじめます...。


マブチモータースにデモカーがない。
サッとお見せできる、サンプルというかデモ車がないと、少々モノ珍しいクルマを販売していく上では説得力も落ちてしまう。

そんなわけで、いまやすっかり珍しくなったセダンで話題性もUPさせようってなことで、4ドアセダンのFIAT128を第一号のデモカーにすることにしました。

個人的にはオリジナルの128が大好きなのですが、いまは2022年。いろんな技術やパーツがたくさんある中で、いいとこ取りができたらいいなあと思い始めているのも事実。当時の良さと今の良さをミックスできてこその「クルマあそび」かもしれないので、喜んで人柱になってみようかと。

ベースはオリーブグリーンの72年式FIAT 128、色もカタチもなかなか主張強め


まずはエアコンの設置。

今どきらしく電動エアコンでいきます。

わずか1100ccの排気量なのでエアコンによる負荷を考えると、やはり電動に分がありますよね。そしてなにより、今後販売していくクルマのことを考えると電動エアコンの設置のノウハウを蓄積しておきたいというのもあります。すでに、いくつかサンプルを取り寄せては駆動実験を重ねてきました。
来年の夏こそは...。という感じで進んでいます。


あとは、イイ時代のイタリア車ですから、ちょっとだけエンジンにも手を入れます。

FIAT128の1100ccはノーマルでも十分な走りをしてくれますが、新しい技術でどこまで気持ちよさと軽快さをアップできるかにも挑戦します。一応、オリジナルよりもローエミッションが実現できるなんて話も出ています。


どこまでの効果が得られるかは別として、近代的なテクノロジーのおかげで、私なんかの世代が憧れた「チューニング」なんてものを遙かに超えた効率を生み出すことに成功しているようですので、せっかくだからチャレンジしてみようと思います。

これはイメージ。しかもフェラーリV12です(笑)でもこのくらいキレイにはできます。

今回のエンジンチューンには、イタリアからはトリノ、ミラノ、モデナそしてフィレンツェのショップや職人たち、そこにアメリカや中国のショップや工場、そして日本の老舗加工業者や職人たちがコラボを果たす予定です。

まあ、正直オッサンの趣味と言われても否定できませんが…。


内装は初代オーナー(おばあちゃん)が買ったときからシートカバーを掛けていてくれたおかげで、ほぼ無傷でコンディションも上々なのでそいつを使用しつつ、せっかくなのでボディもキチンと板金塗装して、一気に発売時の雰囲気を取り戻せたらなあと思っています。

ともかく紆余曲折はインスタやHPでお知らせしていきます。

さて、どんなデモカーになることやら…。

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