お仕立てプロジェクト、早速開始!

貴方好みの一台…。ス・ミズーラ云々というお話をした最中、早速反応をいただいております。
その内容は…。
なんと人気のFIAT ABARTH595SS 再現プロジェクトです。

2018年にイタリアはトリノ、FIAT本社にて行われたFCA(つまりはアバルト、フィアット、ランチア、アルファロメオブランド)のクラシケ部門発足の件で、部門のトップである現行FIAT500のデザイナー、ロベルト・ジョリート氏と会ってお話をした際に「いろいろやんなきゃいけないこと盛りだくさんだけど、まずは旧500向けのcassetta di trasformazione ABARTH(アバルト595への変更キット)から販売していく感じなんだよね〜」なんて言われていたのをふと思い出したところに端を発します。

もちろん、みなさまの中にはすでにその存在をご存じの方もいるかも知れませんが、しばらくして予定通りこのキットがリリースされました。

当時のアバルトやジャンニーニのチューンナップパーツを手本に、今も多くのイタリアのチューナーたちが独自のパーツを開発、販売しているわけですが、それでもやはり、本家アバルトが今の技術で復刻したアバルトパーツというのはちょっと興味がありますよね?

なんといっても、正式にアバルト、しかもクラシケ部門が認定製造したパーツなので、これぞ正真正銘のアバルトになるわけです。

この動画でも出てきますが、当時のアバルトは完成車販売(とはいえかなりのパーツがオプションだった)の他に、「お手持ちのFIAT500をアバルトにチューンアップできます!)的なパーツキットが併売されておりました。

もちろんこのキットをただ組み込めば、あのアバルトになるかというとそういうわけではないのですが、イタリアにはまだまだ往時のレシピを知るメカがご健在だったりします。

ということで、お父さんの時代から新車の595、695、果てはアセットコルサを駆り、イタリア国内のジムカーナやレースを荒らし回っていた、弊社スタッフのマウロやその仲間たちの協力を得て、あくまでマブチモータースがプロデュースする形にはなりますが、リアル北イタリア的「FIAT ABARTH 595SS」の再現を行うことになりました。

父親から受け継ぎ、未だに現役で活躍するワンオーナーのFIAT ABARTH 695SS 1971


最近流行りの言い方をするなら「あくまで個人の…。」という前提がつきますが、少なくとも往時を知る人たちの経験に基づき再現される595SS。

実は当時のキットには入っていたけど、今回の復刻には入っていないパーツがあったりと、想像よりも細かい変更点に日々驚かされています。


販売車両紹介やBLOGにて続報をお知らせできればと思っております。
ご興味のある方は

sales@mabuchimotors.com

までお問い合わせください。


お楽しみに~

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