FIAT 128 familiare
フィアット 128 ファミリアーレ 1972年
カブらない一台
またやってしまった…。
そんな心の叫びがありつつも、ちょっと楽しくなってるジブンがいる。
またしてもフィアット128を買いつけました。
今度はステーションワゴンです。
日本に正規輸入されていないどころか、イタリアですら滅多にお目にかかりません。
向こうに住んでいても、ただの一度も路上で出くわしたことはありません。
そんなレアモデルの128ファミリアーレ。
シルバーグリルにオーバーライダー付きの、デザイン的に好みの初期型だったので迷わずイッてしまいました。
全長3850mmながら、実に広い室内の128ですが、ガバッと開くリアゲートで更に便利になっています。
色はチェレステ(イタリア名物青い空)。自転車が好きな方ならピンとくる、スカイブルーとかベビーブルーと呼ばれるあのBIANCHIのブルーです。
春の買い付け時に、弊社スタッフ、マウロのお友達、元州警察のクルマ好き、ガエターノが隠し持っていたのを強奪してきました。
ちょっぴり個性的なクルマをイタリア全土から探してくるという、ワタシの心の友です。
今回の個体は、イタリアでも有数のお金持ち密集地帯で、長らく現役として活躍してきた一台。
ご丁寧に車検やメンテの記録も残っており、細々とキズこそありますが、大きな事故もなく52年間走り続けてきた、まさに歴戦の勇士です。
(掃除終了後に写真色々アップします)
今のままでも、フツウに走りましたが、もちろんいつものように機関面の整備や、シートのアンコなどをきっちりと交換する予定です。鈑金塗装は日本に持ってきてから仕上げる予定です。
さて、このクルマ。よく見ると実は3ドアなんですね。でも、後席の窓は全開可能。
その辺のデザイン、流石な感じです。
ロングボード載せるもよし、自転車もよし、もちろんキャンプや釣り道具で満載という感じで、アナタ好みにカスタマイズするのも素敵かなと思います。
それよりも、人とは違うモノをお探しのあなたにこそ、うってつけの一台となってくれるでしょう。
2024年4月現在、イタリアで他の車両の整備待ち状態につき、本格作業はおそらく6月に入ってからという感じになりますが、ご興味がある方、またはご自分の好みの状態に仕上げたいという方がいらっしゃればこちらまでご連絡ください。
FIAT 128 familiare
排気量 1,116cc
馬力 55CV/6,600rpm
4速マニュアル
価格および仕上げはご相談