FIAT 500F

フィアット500F 1966年

毎日乗れる元祖チンクエチェント

イタリアでも年々程度の良いオリジナルが減っている中、レストアをする価値のある個体も減少傾向にあります。
コロナ禍のせいもあるのでしょうが、近隣のオランダやドイツ、フランス、スペインあたりからの引きも多く、ますます良い状態のものが減りつつあります。

さて、今回の500Fは丸いメーターをはじめ、古き良き時代のデザインを色濃く残したモデルで、世界中で人気を博しています。現行のFIAT500もこの頃の内装デザインがモチーフになっています。
個人的にはデザイン面だけをいうなら、前開きのDなど初期型の方が好きなのですが、実際に乗るということを考えると、やはりパワーとトルクが強化されたFやRのエンジンがストレスなく楽しめるといえるのではないでしょうか?

このフィアット500Fは、内外装ともにイタリアでフルレストアをすませた一台。ご覧の通りフロアマットからシートなどはもちろん、ウエザーストリップなどゴム類からバンパーやワイパーなどすべて新品に交換済み。もちろんオープントップも交換されています。
とにかく、気持ちよく500を楽しんでもらうためのリニューアルがなされています。

シックなボディカラーは、純正色、ブルーオリエンテという濃い青。内装は白赤のコンビというイタリアでも人気の組み合わせ。
クリーム色や白が多い500とはまたちょっと違う、ちょっぴり大人びた500をお楽しみください。



■ FIAT 500 F 1966 〜 フィアット500F
排気量 :499cc
変速機 : 4速 MT
最高出力 : 18CV/4800rpm
最高速度 : 95km/h

Sold

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