FIAT Panda 30

フィアット・パンダ 30 1984年

戦後イタリアの国民車、フィアット500の実質的な後継車となったのがこのフィアットパンダ。80年代から二代目が登場する2000年代初頭まで、実質的なイタリア国民のアシとして活躍した一台です。日本でも大人気なので、今改めて説明する必要はないかもしれません。
このフィアット・パンダは空冷2気筒エンジンを搭載した、最もシンプルなPandaにして、ジョルジェット・ジウジアーロのオリジナルデザインに忠実な一台です。

初期型Pandaの泣き所であるボディのサビ対策を含めたボディのフルレストアを7年前に敢行。オリジナルカラーでリペイントされています。
また、インテリアも全オーナーが保管していた純正新品で新調されており、見た目も座り心地も新車時を彷彿とさせる状態です。
機関、足まわり、ブレーキなどすべてレストア済み。ヘッド一式およびスタッドボルト、キャブレターも日本輸入後に交換。点火系もフルトランジスタにアップグレードされています。

オリジナルの取扱説明書、スペアキー、純正オプションとして人気のあったフロントボンネットの空気孔カバーや、冬期のオーバークールを防ぐラジエーターカバー、アンテナやスノーチェーンなど、付属品多数。

写真のように多彩なシートレイアウトが楽しめたり、いま見てもまったく古さを感じないすばらしいデザインやアイディア、イタリア車の奥深さを実感できる一台です。

■ 1984 FIAT Panda 30  第一世代

全長 : 3380mm
全幅 : 1460mm
全高 : 1445mm
車重 : 650kg

排気量 : 652cc
変速機 : 4速 MT
最高出力 : 30CV
最高速度 : 115km/h

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