FIAT 600D
フィアット 600D 1962年








ちょっと大きなチンクエチェント
そんな言い方すると、フィアット500のファンからは怒られそうですが、できるだけわかりやすくお伝えするには良い方法なのかなと...。
このフィアット600(セイチェントと読みます)は、戦後のイタリアを代表するファミリーカー。
1955年にデビューし、1969年まで製造された大ヒットモデル。
生産終了からすでに60年近くが経過しているので、ちょっとクラシックな佇まいもありますが、
チンクエチェントよりも先に作られたクルマなので、後発のチンクエチェントの内装は600そのものともいえます。
長距離走行も楽々の水冷エンジンで、空冷のチンクエチェントに比べると暑い時期に強いのも特徴。
排気量も767cc、29馬力、最高110km/hを誇り、現代の交通の流れでも楽に走行が可能です。
この車両は600Dの初期型。
今では珍しいドアが進行方向に開く「コントロベント」タイプ。(後のモデルで普通のドアに代わります)
現オーナーはイベントやちょっとした買い物にしか使っておらず、エンジンと車体はオーバーホール済み(2011年に施工)。
ボディカラーや内装は当時のオリジナルのまま再現しています。
イタリアクラシックカー協会の認定を受けた車両で、ご覧の通り下回りもエンジンルームもきれいです。
旧車デビューにはもってこいの一台かもしれません。
ちなみに大人四人が乗れる最小限の大きさであり、のちの小型車の基準にもなった一台。
一応ポルシェ911と同じ、リアエンジン後輪駆動です(笑)。
FIAT 600D prima serie
排気量 767cc
馬力 29CV/4,800rpm
4速マニュアル
Price- ASK (お問い合わせはこちら↓)