クーペはオワコンか?

クーペと聞いて「フッ」とほくそ笑むのは昭和のおっさんたちだ。
多分。きっと。

開放的でみんなで楽しめる、そんなニーズを反映したSUV全盛のこの世の中。あえて、あえてのクーペに手を出してしまった…。事実、自動車業界の仲間からは「無謀」とのレッテルを貼られている…。ちなみにヨーロッパでは人気は高まる一方だ。

ちょいとモミアゲが長く、なんなら胸をはだけてたり、ベルボトムが似合いそうな70年代のクーペってのは、実はアメリカンな雰囲気と相まって「アリ」な部分も多い。(個人の感想)

若者に絶大な人気を誇るKING GNUの常田大希さんもいすゞ117クーペに乗っているらしい。
彼らのMVには度々クーペが登場していることからも、ちょっと早めの潜在需要があると分での英断だ。

とにかく、かっこいい若者にはクーペに乗ってほしいのだ。

©editoriale doms

てな、ことを考えつつ、イタリアで大人気のフィアット128SLという2ドアクーペを買い付けた。

大人気というのはヒルクライムなどのイベントで、その走りやシンプルな構造が評価が高く、実は程度の良いものはかなり入手が困難。

なかなか信じてもらえないのだが、128や127の走りは同世代の他のライバル車を圧倒している。なんなら、今走っていても「これが50年前のクルマ?」というくらいの完成度を誇る。



ハードル上げまくってどうすんだと言う声も聞こえてくるだろうが、前の会社の小川パイセンもいろんなメディアで書かれているように、128の出来は非常に良い。ヨーロッパカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、決して伊達ではない。



とまあ、走り云々は「折り紙付き」ということで一旦納得してもらいつつ、やはりマブチモーターすとしては、そのスタイルやデザインについてしっかりと触れたいところだ。

まず、いま日本の道路でこんなクルマにはまず出会わない。結構複雑な造形をしている。痛快なエンジン音と走りがポイント。

現地のレーサーよろしく、アナログな感じのドレスアップで、楽しんでみるのもオツだと思うのですが...。やっぱりクーペってのはいいもんですよ

©scuderia filipinetti

ご興味のある方はまずはメールいただければと思います。

sales@mabuchimotors.com

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